有料リンクとは?

ページの重要度を判断するための、検索エンジンにとって最も重要なアルゴリズムであるリンクポピュラリティリンクをどのように評価するべきなのか?

このポイントで今、もっとも話題となっているのが、GoogleによるPaid Links(有料リンク)への対応だ。ページの持つ情報としての価値ではなく、クローラからしか評価されないようなリンクはスパムであるという考え方が、今までより若干明確に示された。

12月1日、Google Webmaster Central及びMatt Cutts氏(Googleのスパム対策チームの責任者)のブログで、なぜ検索会社は有料リンクを問題視するのかに対する考え方が述べられたのだ。

それは、お金で買ったリンクは、関連性や権威、実力によるものではなく「偽の人気」を作り出すこととなる。

また、お金で買ったリンクを容認することは、大企業ほど自然検索(Organic Search)において有利なポジションを得ることになり「不平等」であるというものだ。

確かにもっともなことではあるが、お金でリンクを買うよりも、そのページの価値を高めるような有益なコンテンツを、「そのお金」で作らせることのほうがベターなのではないだろうかと思えた。

検索エンジンの技術については、世界最高水準の頭脳によって常に進歩していくということを想定するべきであり、安定したアフィリエイト収入を希望するのなら、砂上の楼閣的なウェブサイトの構築はムダといえそうだ。

(2007.12.08)

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